I PRAY

子ども達の祈り
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私の願い「I PRAY」

 今から11年前、8月5日厚生年金ホールで行われる平和集会で平和をテーマにショーができないかと依頼があり、かねてから思っていた命の尊さをテーマに戦争のない、子供たちの笑顔が耐えない平和な世界を私たちで守らなければならないと、訴えることができないだろうかと。
 幼少の頃、祖母や母から原爆の話を聞き「人間が一瞬にして平和な世界を奪い、地獄のような恐ろしいことをするなんて、こんな事信じれない!決してあってはいけない!」と思いました。8月6日は怖い怖い夢を見る日でした。そして今も鮮明に覚えています。飛行機が上空を飛ぶと「わぁー原爆落とされたらどうしよう。」と怖くて頭を押さえてしゃがんだこと、「服が白くないから焼け死んじゃうよ。どうしよう。」と思った事。そんな事は二度と繰り返されてはいけないと子供たちで平和を願って演じよう、そして子供たちの素晴らしい笑顔を消さないでとみんなに訴えよう。その思いが「I PRAY」と言う形になりました。音楽、ダンスを通じて私のできることはこれだと・・・一からの出発でした。  まずは出演者みんなで原爆資料館見学、そして語り部の方の体験談を聞き平和学習からスタートです。「一寸の火傷ですごく痛いでしょう、体中火傷してそれでもお母さんや兄弟を探して歩く、痛さを忘れるほど怖い、水がほしい、それってどんなだと思う?」「一緒に遊んでいたお友達がみんな死んでいたらどうする?」そんな問いかけをしながら稽古を進めていきます。「何のために演じるの?」「ここに練習に来ているみんなは仲間よ。みんなが仲良くして行く事から平和の一歩よ。」「みんなの笑顔でどれだけの人が救われるか。」稽古が進むにつれ子供たちは本気で怖いと泣きながら演じ、笑顔ができなかった子供もキラキラした笑顔で心を込めて歌って踊れるように・・・この子達がきっと平和な世界を作ってくれるのだと・・・明るい未来が・・・みんなで歌う「けがれなき笑顔で」歌詞そのままです。

 本番を終えた日には、反抗的だった子供がお母さんに「お母さん生んでくれてありがとう」といってくれたと感謝のメールをいただきました。私としては非常にきつい大変な指導ですが、子供たちにとって「平和について、戦争について考えることができる」プログラムになったと思います。
 「一人で死んでいって、どんなに寂しく怖かっただろうか?」そんなことを思ってくれたことでやりがいもあり、うれしい事でした。被爆するシーンとか練習したら「家に帰ったらお母さんがいてよかったと思って安心して涙が出た」そんなことも言ってくれました。このように沢山の人々にみてもらい、沢山の人に出演してもらえたら平和の大切さ、戦争の怖さを伝えていけます。これからも少しでも多くの人に平和について考えてもらうため、これからも続けていくべきだと思っています。
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